SSDのカスタマイズ

SSDとはSolid State Driveの略になります。
SSDはHDDより読み込み速度が速く、省電力な記憶媒体です。
かつては技術的な理由でSSDは耐久性に問題があるといった問題や
読み書き時にフリーズが起こるといった問題がありましたが、
今ではほぼ聞かれなくなっています。
むしろ技術の進歩とともにHDDよりも壊れにくくなっています。

・どのくらい速いか、寿命

HDD
↓3倍~速い
SSD
↓2倍~速い
M.2 SSD
読み込み速度がこんなに変わります。

HDDやSSDは通常SATAケーブルにてSATA端子に繋がれますが、
M.2は基板上に接続部があります。

M.2には通信規格が複数あり、
SATA3.0を利用するものとPCIExを利用するものが主流です
(接続する端子は共通)
転送速度はPCIExの方が速いため、
現在M.2 SSDはPCIExのものが主流になっています。
本記事では特に断りがない限りPCIExのものとします。

SSDはその性質上、容量の大きさで読み書きの速度が高速になります。
3倍~と書きましたが、だいたい120GBでのSSDにおける比較になります。

SSDとM.2 SSDではM.2 SSDの方が値段が割高になるため、
いずれかのSSDを選択する場合には、
コストパフォーマンスを選ぶか速度を選ぶかになります。

寿命について、HDDもSSDも使用時間で寿命が決まります。
厳密には使用時間によって故障率が変化します。
(グラフの形からバスタブ曲線と言います)
HDDは3年後、SSDは5年後を目安に故障率が増大していきます。

故障リスク要因として、
HDDはHDD内部の機械に関する故障が最も高く
それらは外部からの衝撃・ケース内の温度上昇などに起因します。
SSDはSSDを構成する記憶媒体の寿命が一番の要因になります。
どちらの方が長持ちという単純な比較ではなく、
故障リスクはどちらにもあるという認識を持っていただければと思います。

・SSDを組み込んだ際のオススメ使用方法

SSDは容量が少ないのでシステム関係のファイルだけをいれるようにしてHDDをデータ保存用にするのがオススメです。

・オススメ 売れ筋SSD

・売れ筋SSD

Crucial・Sandisk・サムスン・WesternDigital
A-DATA・シリコンパワー・CFDなどの安価なメーカーが人気です

・オススメSSD

CrucialのSSDがオススメです。

・Crucialがオススメの理由

以前から大容量(960GB以上)SSDが安いメーカーで有名でしたが、
単価が安くなるにつれて低容量(250GB~)のSSDでも割安になってきて
現在、SSDの主流ブランドになっています。

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