・グラフィックカードとは
CPUの中にはグラフィック出力(モニタ出力)を行える機能を持つものがあります。
そのCPUの内蔵グラフィックとは別に、
グラフィックの処理を行ってくれるパーツが
グラフィックカードになります。
ここでいうグラフィックの処理とはモニタ出力と、
そこに至るまでの画像処理のことを指します。
CPUの内蔵グラフィックは性能的に
下位モデルのグラフィックカードにあたる性能を有しています。
グラフィックカードは4k(4k×2k)動画、ゲーム、
動画・画像編集などの作業をする方が使用するものです。
4k動画を視聴するだけなら
CPUの内蔵グラフィック(intelならHD Graphics 5000番台以降)で可能です。
ですがCPUへの負担など考えると中価格帯以上の
グラフィックカードをつけることをオススメします。
・グラフィックボードに搭載されているチップの種類
Nvidiaがチップを製造しているGeForce、
AMDがチップを製造しているRadeonがあります。
Nvidia → Geforce GTX***(あるいはGT***)
AMD → Radeon R* ***
といった型番を命名されて販売されています。
*には数字が入ります。
数字の数が多いほど性能が高くなります。
・どのグラフィックカードを選んだらいいか
RadeonやGeForceの大体目安となる型番を明記したいと思います。
動画、音楽、インターネット、地デジ | CPUの内蔵グラフィック |
株、マルチディスプレイ | GeForce GT 700シリーズ Radeon R7シリーズ |
4k動画、ゲーム、動画・画像編集 | GeForce GTX 1060 Radeon RX 570 |
・動画、音楽、インターネット、地デジ
動画サイト視聴などインターネット中心で、
それ以外は特に行わない人はグラフィックカードは必要ないでしょう。
・株、マルチディスプレイ
マルチディスプレイを行う人は
低価格帯のグラフィックカードを利用すれば3画面出力以上が可能です。
4画面以上出力する場合にはやや特殊なグラフィックカードを利用するか、
グラフィックカードの2枚差しを行う必要があります。
・4k動画、ゲーム、動画・画像編集
ゲームや4k動画視聴、負荷のかかる画像・映像作業などは
グラフィックカードの要求がより高いレベルで求められます。
・売れ筋・オススメグラフィックカード
・売れ筋のグラフィックカード
GeForceシリーズでは中位~上位の商品が売れ筋商品です。
GTX1060,GTX1070,GTX1080などが該当します。
Radeonシリーズではコストパフォーマンスの高い、
RX 580,RX 570などの上位モデルのカードが売れています。
・オススメのグラフィックカード
GeForceの中位以上のグラフィックカードをおすすめします。
理由として性能に対して割安であることと、
DSR(Dynamic Supper Resolution)を使用できるからです。
これはフルHDまでしか解像度のないディスプレイでも
フルHD以上のグラフィックで表示できるようにする機能です。
Radeonはコストパフォーマンスが総じて高いので、
予算が許す限り上位のグラフィックカードを選択するとよいでしょう。